健康診断/歯科検診について

健康診断

当院は病気になってからの一般診療、高度医療とともに、動物が健康に暮らすための「歯科検診」や「病気の予防」、「定期検診」にも力を入れています。
犬や猫は、7〜8歳をこえたら、中高年に入ります。
健康診断のために、体重測定、聴診、触診の検査とともに、異常の早期発見のため、血液検査などの検診を定期的に行うことをおすすめします。

1日ワンニャンドック(ベイサイド アニマル クリニック)の例

血液検査・胸腹部レントゲン検査・超音波検査・便検査・尿検査・心臓検査・つめ切り・耳そうじ・肛門腺しぼり
※病院ごとに実施内容は異なります。お近くの病院にご相談ください。

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歯科検診

以前は犬は虫歯になりにくいと言われていましたが、食生活や生活、高齢化から、虫歯や歯周病にかかるペットが増えています。歯の病気になると噛むことができなくなるほかに、顎の骨折や粘膜の炎症を引き起こします。定期的に歯のメンテナンスを受けるようにしましょう。

歯周病とは??

歯周病は人間だけでなく、犬や猫でも最終的には歯を失う大きな原因です。歯垢中に存在している細菌に対して動物が炎症反応を起こすことによって、歯肉の他に歯根膜、セメント質および歯槽骨などの歯周組織までおかされ、最後には歯がグラグラして抜け、さらに悪化すると鼻からの出血、顎の病的な骨折、口腔内粘膜の潰瘍、顎の骨炎や壊死などが起こります。歯周病は起きてしまうと完全に回復させることは困難です。
犬や猫の歯周病は、口腔内疾患の中でもっともその発生率が最も高く、3歳以上の犬と猫の80%以上に歯周病が生じているといわれています。

また、繁殖した細菌は血液の中に入り全身に主要臓器に周り、感染症を引き起こします。特に血液が豊富に流れる肺・心臓・肝臓・腎臓などでは重大な病気が発生しやすいといわれています。また、慢性的な菌血症の原因にもなります。時には神経系への感染もみられています。

(1) 肺 ・・・ 線維素性肺炎
(2) 関節
(3) 腎臓 ・・・ 腎炎
(4) 肝臓 ・・・ 肝臓疾患
(5) 心臓 ・・・ 心筋膜炎
心筋変性
(6) 血液内での細菌増殖
こんな症状がみられたら歯周病かもしれません!

口臭、口の痛み、グルーミングをしなくなる(特に猫)、歯ぎしりや口を鳴らす、口を開けたり触られたりするのを嫌がる、顔の周りを前足でこする、オモチャをくわえない、噛まない、噛む訓練を嫌がる、口の痛みのため攻撃的になる、柔らかい食物を好む、慢性的な鼻汁やくしゃみ(特に猫)、絶え間なく鼻を舐める、歯茎の出血、顔が腫れるなど。

歯石除去

歯周病の原因となるプラーク(歯垢)は、日常からの歯磨きで取り除くことができます。プラークが石灰沈着してしまうと歯ブラシなどでは取り除くことができないため、病院の器具で歯石除去を行います。
人と違い、わんちゃん・ねこちゃんはおとなしく歯石除去をさせてくれない為、全身麻酔をかけての処置となります。その為、術前に健康状態を調べるために血液検査をします。動物が高齢の場合は胸部のレントゲン検査を行い、心臓の状態をチェックする必要があります。

歯石除去当日の流れ
  1. <1>午前中にご来院していただき、わんちゃん・ねこちゃんをお預かりいたします。
  2. <2>血液等の検査をして、問題がなければ麻酔をかけて歯石除去。
        (乳歯等が残っている等、必要があれば抜歯も行います)
  3. <3>夕方お迎え。
ホームケア

歯石がついてしまう前におウチで歯磨きの習慣をつけましょう。1日1回以上です。
ご来院の際にホームケアのやり方をお伝えしています。
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費用

スタッフまでお問い合わせください。
処置料、麻酔料のほか、診察料・血液検査・抜歯の代金は別途かかります。

※南動物病院では、月1回、専門医によるカウンセリングを行っております。

診療案内

一般診療は、特に予約は必要ございません。

わからないことは診察時間内にお電話でご相談ください。詳しくは診療案内をご覧ください。
※院長診察、麻酔が必要な処置には予約が必要です。

Q&A よくあるご質問

診察時の疑問についてはこちらもご参照ください。

メディア情報

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